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プロローグ
妻の奈緒は30歳でありながら、あどけなさを感じさせる可愛らしい童顔の持ち主だ。僕と奈緒は社内恋愛で結ばれたカップルで、当時奈緒の教育係だった僕は後輩だった奈緒に一目惚れしてしまい、猛烈なアピールが実って恋人同士の関係となった。交際は順調に進み、結婚してもう4年経つが、同僚の男たちが未だ奈緒と結婚した僕を羨むのは、きっと奈緒のルックスとスタイルの良さが理由だろう。
色白の肌、服の上からでもわかるEカップの巨乳、スタイルとアンバランスな童顔は30歳になっても衰えず、そんな奈緒とセックスできる僕のことが羨ましくて仕方ないらしい。
そして、今まさに僕は奈緒とセックスしている。
「ああん……ああぁぁ……」
「奈緒、愛してるよ」
「浩二、私も……んん……んふっ……」
奈緒のおっぱいを優しく揉みながら、愛情の言葉をささやいてキスをする。
愛情の言葉とキスは奈緒にとってセックスの動力源に等しく、愛情を実感するほど濡れるのだ。だから僕はセックスの時に何度もキスするし、『愛してる』『好きだよ』と何度も愛の言葉をかける。
そう、セックスは愛の行為であり、愛のないセックスを極端に嫌うのが奈緒の価値観だ。それは当然のことなのかもしれないが、そんな清く正しい奈緒の価値観が、僕の中でセックスにマンネリの不満を生んでいた。
もちろんそんなこと奈緒に言えやしない。
いつもどおりお決まりの正常位で挿入すると、奈緒が喘ぎ声を漏らした。
「あんっ……」
「奈緒、すごく可愛いよ。手つないだまま、一緒にいっぱい気持ち良くなろう」
「うん……もっとギュッと握って!……ああっ!ああああっ!」
本音を明かすと、僕が求めるセックスはこれじゃない。言葉をかけるなら『マンコぐしょぐしょに濡れてるよ』とか『おっぱい揺れてるよとか』とか、イク時も顔や口に精子をかけるとか、イヤらしい言葉責めやプレイをしてみたい。
しかしその願望がかなうことはなく、今夜もまた奈緒のおっぱいに精子をかけて、最後に長いキスと『愛してるよ』のひと言でセックスが終わる。
セックスを終えてパジャマを着た後、奈緒は満足そうな表情を浮かべてそのまま眠りにつこうとするが、僕はすぐに眠ることなくタバコを吸いに行く。もしかするとそれは無意識に送っている僕なりのサインで、奈緒に『僕は満足していないぞ』と訴えているのかもしれない。
「僕は表でタバコ吸ってくるからさ。奈緒、おやすみね」
「うん、おやすみ」
タバコを吸うために外へ出ると、もう1人タバコを吸っている人がいて、それは正孝さんだった。
「どうも、こんばんは!」
「こんばんは、浩二さんもタバコですか。お互い、家でタバコ吸えないと苦労しますねぇ」
『正孝さん』と呼んだこの人は京本正孝という名前で、僕たち夫婦の隣人だ。いわゆる『お隣さん』だが、正孝さんは平凡なサラリーマンの僕とは違って会社の経営者。妻の由香里さんも女優のように美人で夫婦揃って人柄も良く、『京本夫妻』といえば近所の誰もが認める美男美女のおしどり夫婦だ。2人とも現在45歳だから、僕にとって人生の先輩でもある。
僕や奈緒とは住む世界が違うといっても過言ではないが、2年前に僕らがここに家を建てて引っ越してきた際、正孝さんも由香里さんも色々と親切にしてくれた。
それ以来、社会的なステータスの違いがあっても僕と正孝さんは友人同士のように親しくなり、奈緒や由香里さんも含めて4人でお酒を飲むことも多々ある。
「いやぁ、参りました。今夜中に片づけなきゃいけない資料があるんですが、まだ終わりそうもなく、今夜は徹夜になりそうです」
正孝さんは苦笑いの表情を見せてそう言った。
「そうなんですか!僕も仕事のメールをやり取りしてたらこんな時間になってしまって……。もう終わったんですが、寝る前にどうしてもタバコ吸いたくて」
僕は正孝さんに少しばかり対抗したくなり、ついウソをついてしまった。もっとも、バカ正直に『セックスしてました』なんて言うわけにもいかない。
……そういえば、正孝さんと由香里さんはどんなセックスをしているのだろうか?
僕はふとそんな下衆な想像をしてしまったが、それは真面目な意味でもあった。何しろ、あれほどのおしどり夫婦なのだ。セックスに満足できなければ40歳をすぎてあそこまで良好な夫婦関係を維持できるはずなく、だとすると満足できるセックスをしているのではないだろうか。
そう思うと、正孝さんと由香里さんのセックスにますます興味が湧いてきた。
第1章 隣人夫婦の知られざる顔
翌々日、僕は正孝さんに思い切ってセックスのマンネリを相談してみることにした。
隣人だけあって、僕は毎日のように正孝さんと由香里さんの顔を見る。朝出勤する時には由香里さんが花壇に水やりしているし、先日の夜みたく正孝さんとはタバコが一緒になることも多い。だから声をかけるタイミングを作るのは難しくなく、『相談したいことがある』と伝えると、『明後日なら』という条件で正孝さんは快く応じてくれた。
少々気になったのは相談の場が正孝さんの自宅になったことだが、その日は土曜日で由香里さんは外出しているらしく、『悩みの相談は、誰もいない場所の方がしやすいでしょう』という正孝さんの心遣いだった。
そして土曜日。
僕は奈緒に『部下との接し方のことで正孝さんに相談しに行く』とウソを伝え、約束の午前11時に正孝さんの自宅を訪ねた。食事会や飲み会で互いの自宅は何度か行ったことのある仲だが、こうして相談のために訪れるとなるといささか緊張する。
「土曜日なのにすみません」
「いえいえ、今日は夕方過ぎまで1人なので全然気にしないでください」
そう笑顔で返してくれる正孝さんは、さすがの寛大さだ。僕をリビングに案内するとコーヒーを入れてくれて、正孝さんがソファに座ったタイミングで例の相談を切り出した。
奈緒とのセックスがあまりにもマニュアルすぎてマンネリを感じていること、このままでは不満が溜まって奈緒との関係が悪くなってしまいそうなこと、全てを正直に話した。
正孝さんは真剣な表情で僕の話を聞いている。さすが会社を経営しているだけあって、こういう場面での表情は凛々しく、頼もしさを感じさせる貫禄があった。
「すみません、こんな恥ずかしい相談……」
「そんなことありません。そこまで夫婦のことを真剣に考えているのは、むしろ素晴らしいことだと思います」
「あの、正孝さんはこういう不満を持ったことはないんですか?」
「私ですか?……そうですねぇ」
正孝さんが少し間を空けたため、僕は失礼なことを聞いてしまったことを自覚した。しかし正孝さんからは衝撃的な答えが返ってきたのだ。
「浩二さん、スワッピングって知ってます?」
「スワッピングって……確か夫婦交換とかいうやつですか?」
「ええ、そうです。……実はですね、私と由香里はかれこれ10年以上もスワッピングをやっています」
「ええっ!」
僕は心の底から驚いた。こんな紳士な正孝さんが……いやそれ以上にあんな上品で、まるで高級旅館の女将のような由香里さんが、まさかスワッピングの上級者だなんて……。僕はスワッピングという言葉こそ知っているが、アダルト動画の中だけの世界だと思っていた。正孝さんがさらに続ける。
「私はね、妻が自分以外の誰かとセックスして喘ぐ姿を見たくてたまらないのです。『好きな人とのセックスじゃなきゃ感じない』なんて戯言をぬかす女の本性を暴き、女はそんな自分の淫らな本性を自覚する。そして愛する男の目の前で他の男に抱かれて感じる背徳感が、さらに女を淫らにさせるのです。……まあ、これを見てくださいよ」
正孝さんはノートパソコンを操作すると、何やら怪しげな動画ファイルを選んで僕に見せてきた。
画面に映し出された裸の美人女性……それは由香里さんだった。あの由香里さんが全裸で四つん這いになって腰を突き出し、まるでアダルト動画の女優のような挑発的で淫らなポーズをとっている。
「こ、これって……」
「ええ、由香里です。どうぞもっとよく見てやってください、あなたの家の隣に住む人妻のあられもない姿を。ほら、おっぱいも丸見えですよ。白い肌には不釣り合いで、いかにも熟女らしい茶色い乳輪……本当、こいつはイヤらしい身体をした女だと思いませんか?」
「はい……。あぁ、由香里さんのアソコも見えちゃってる……」
「おやおや、いけませんねぇ。『アソコ』なんて遠回しな表現はやめましょうよ。これは『マンコ』です。あなたに毎日笑顔で挨拶している由香里のマンコです」
ダメだ、ガマンできない。こんな興奮は初めてだ。
ガマンしなければいけないとわかっていても、右手が勝手に股間を触ろうとしてしまう。画面にうつる由香里さんの裸体が、僕の理性を破壊してオナニーへと誘ってくる。
「浩二さん、ガマンしなくていいですよ。そんなに身体をムズムズさせるなんて……由香里でヌキたいんでしょう?」
「そ、それは……」
「目の前に夫がいるからといって、遠慮する必要はありません。……じゃあこうしましょう。由香里、入って来なさい」
「ええっ?」
正孝さんの声で、由香里さんがリビングに入ってきた。
「ちょっと!え?由香里さん、出掛けてるんじゃないんですか?」
僕の驚く反応を見た由香里さんは、クスクスといたずらっぽい笑みを見せて言った。
「いやですわ、そんなに勃起して(笑)出掛ける予定だったのは本当ですわよ。でも主人に『浩二さんのオカズになってやれ』と命じられまして。あなたが来るのを楽しみにしていたんです」
「浩二さん、驚かせて申し訳ない。あなたに『相談がある』と言われた時、ピンと来ましてね。あなたをこちらの世界に誘うチャンスだと思ったわけです。……さあ浩二さん、遠慮は要りません。由香里にあなたがオナニーする姿を存分に見せつけてやってください。由香里、浩二さんがせっかくおまえの動画で興奮してくれたのだから、感謝の印としておまえも手伝ってやりなさい」
「ええ、喜んでお手伝い致しますわ。……浩二さんは、この方が興奮するかしら?」
由香里さんは恥じらいもせず服を脱ぎ、ブラジャーを外して上半身裸の姿になる。映像でも興奮したというのに、僕の目の前で本物の由香里さんがおっぱいを見せている。由香里さんは微笑みながらゆっくり僕に近づいてきて、密着したことで僕の腕が由香里さんのおっぱいにあたった。
「う……ううっ……」
僕は情けない声で反応すると同時に理性を失った。パンツの中に手を突っ込むと、そのまま目を閉じてオナニーした。
目は閉じているが、何が起こっているかはわかる。由香里さんは僕のズボンを脱がせると、さらにパンツも脱がせてきた。勃起した僕の下半身が由香里の目の前に晒される。
「だ……ダメだ……出ちゃいそうです……」
「あぁ、イヤらしいわ……そんなに激しくシゴいちゃって。……いいわよ、出して。オナニーして精子出しちゃうところ、私によく見せてちょうだい」
「は、はい……。ああっ、イクッ!」
射精した瞬間、僕はリビングを汚してはいけないことに気づいて目を開けた。しかしリビングは全く汚れておらず、射精して出た精子は由香里さんが両手で全て受け止めていた。
「こんなに出しちゃうなんて……オナニー、気持ち良かったかしら?」
由香里さんは僕を見つめてそう言ってきたが、放心状態となっている僕は何も言えず、『ハァハァ』と呼吸を乱しながら頷くのが精いっぱいだった。
正孝さんは、無様にオナニーを晒して射精した僕にこう言った。
「どうですか、浩二さん。隣人の自宅のリビングで……それも隣人の妻が見る前でオナニーして射精した気分は?……実に非日常でしょう?でもね、その非日常が魅力的なのですよ。日常では決して味わえない興奮と快感が、あなたの理性を狂わせる」
さらに由香里さんが続ける。
「さあ正孝さん、私たちの世界へといらっしゃい。奈緒さんの意思がどうであろうと、あなたが今ここでスワッピングを望む願望を明かせば、その願望をかなえてさしあげますわ」
奈緒がスワッピングに応じるとは思えない。なぜなら奈緒はアダルト動画すら毛嫌いするほどの純情な女なのだ。でも、だからこそ奈緒が乱れる姿を見てみたい。
……なぜだろう。奈緒をスワッピングに誘うという無理難題も、正孝さんや由香里さんなら容易く解決できるのではないかと思えてくる。この2人にはそんな自信に満ちあふれた魅力……いや、魔力すら感じた。
「……スワッピングを望みます。僕と奈緒に……スワッピングを体験させてください」
それが僕の結論だった。
「素晴らしいですよ、浩二さん。……ではこうしましょう。早速来週の土曜日に決行するとして、これまでやってきたみたいに私と由香里、そして浩二さんと奈緒さんの4人で飲みに行く。そこで朝まで過ごしたい口実を用意して、ホテルで一泊するというのはいかがですか?」
「ホテルってラブホテルですよね?旅行でホテルに泊まるならともかく、ラブホテルで泊まるのを奈緒が承諾するとは思えないですが……」
「そこは私に任せてちょうだい」
不安そうに反論する僕に、由香里さんが口を挟んだ。
「いいですか、浩二さん。あなたは何も心配することありません。ただ来週の土曜日を空けておき、一泊することだけ考えておけばいいのです。細かな流れは私と由香里にお任せください」
正孝さんと由香里さんは自信満々だが、果たして成功するだろうか。
ただこれだけは言える。成功すれば僕の不満は解消され、人生初のスワッピングを体験できる。
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