【寝取られ体験談】取引先との借金を妻の体で返したら妻が帰ってきませんでした…

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僕と妻は同い年の28歳、もうそろそろ子どもを、と思いながらも仕事が忙しくなかなか、という日々を送っていました。そんな僕の仕事は少し特殊で、個人事業主として、月100万を超えるときもあれば、10万にも満たないというときもある、そんな仕事でしたが、子どもが欲しいという妻のためにもなんとか安定させたい、と日々頑張っていました。その甲斐あってか、なんとか悪くとも月30万は稼げる、という状態になり、念願の子どもを作ろうという話になったのですが、子作りと平行して、マイホームも探していました。家を買おう、そう言い出したのはどちらだったか。お互い納得の上、35年ローンで新築で一軒家を購入。思い切った決断でしたが、私も妻も満足していました。

そう、私は確かに幸せでした。この時までは。新築の家を堪能しつつも、子作りはなかなか思うようにいかず、不妊治療に踏み切るかどうか、という話をしていたある日、取引先の人物と、かなり大きなトラブルになってしまったのです。落ち度は私にあり、穏便に済ませるには多額の金銭を支払うしかない、といった形のトラブルでした。相手方に納得してもらえなければ、仕事を失いかねない、そんな重大なミスを犯してしまったのです。

どうにかこれまで通りの取引を続けてもらおうと、何度も謝罪と交渉を続けましたが、なかなか色よい返事は返ってこず、金銭で解決しようとするならばもう家を売りに出すしかない、そんな状態であり、どうしたものかと頭を抱えていたある日、その人物と何度目かの交渉が、私の自宅で行われましたが、その際、妻と彼は初めて出会いました。その時の彼の妻を見る目がとても熱を帯びており、まずい、と思ったときにはもう遅かったのです。

その日は特に進展もないまま解散し、次の交渉の際、彼はある提案をしました。一週間、一週間妻を彼の家で住まわせる、その条件を飲んでくれるなら分割払いで構わない、なんなら減額してもいい、と。当然私は断りました。妻をそんな風に差し出すわけにはいかないと。すると相手方は言いました。なら今すぐ全額払ってくれ、そうしてくれたらこんな提案をする必要はないのだと。そして一週間住まわせるといっても、当然結婚している方なのは承知しているし、溜まっている家事や掃除、部屋の整理を手伝ってほしいだけなのだと。かといって家政婦を雇うというほどでもない、だから少し手伝ってもらうだけなのだと。

それでも私は断るつもりでしたが、一端家に帰って奥さんに聞いてみてくれ、と言われ、聞くだけなら、とその日は解散しました。そして自宅に帰り、妻に話すと、それで借金が少しでもなくなるなら、一週間ぐらい良いよ、と言うのです。私は止めましたが、お金返すあてもないでしょ、このまま倒産させるの?あなたはそれでいいの?と言われ、言葉に詰まっていると、一週間ぐらいなんてことないよ、何かされそうになったらグーで殴るから。でもそれで家売ることになったらごめんね、といって笑うのです。本当に嫌でしたが、妻は本当に平気、大丈夫、というので、妻がOKしましたと相手方に返事したところ、総額がかなり減額された、分割での返済計画提案が返ってきました。

後日、その内容で返済すると書面で約束し、なんとか目処がついたかなと正直少し肩の力が抜けたのは事実です。何もかもを失うことになるなど思いもせずに。そしてついに妻が一週間離れる日がやってきました。じゃあ行ってきます。そう笑いながら言った顔が今でも忘れられません。それが妻を見た最後の姿でした。
一週間、何度も連絡をしようとは試みましたが、のらりくらりとかわされ、妻と会うどころか、電話すらできない日々が続きました。警察に電話するわけにもいかず、ただ待つしかない、大丈夫だ、そう自分に言い聞かせ、約束の一週間が過ぎました。人生で一番長い一週間だったと思います。予定では、午前中には妻は返ってくるという話だったのですが、帰ってこず、たまらず連絡すると、少し体調を崩しているので、もう一日過ごすことになった、という返事が帰ってきました。当然それは受け入れられず、迎えに行くと言ったのですが、すると電話の向こうで妻が言うのです。今はちょっと動きたくない。ご厚意に甘えてもう一日いさせてもらうと。

一週間ぶりに聞いた妻の声は少し息が上がっており、声も震えて、体調が悪いのは確かのようでした。妻がそういうのであれば、と私も食い下がることもできず、翌日、改めて迎えに行くから、と言って電話を切りました。
そして翌日、その日から連絡が取れなくなるのです。彼とも妻とも。何度電話しても繋がらず、メールの返事も帰ってこない。一体どうなっているんだと彼の家に行こうとしても、私は彼の自宅の場所を知らない、どうすればいいんだと頭を抱えていた私に彼から連絡が来たのはそれから3日後のことでした。なんでも自宅の回線不良で完全に外界と遮断されてしまっており、連絡できなかったとのことでした。妻を帰してくれたらそれでよかったと私が言うと、彼は決定的な一言を言うのです。それがね、君の奥さん、帰りたくないって言うんだよ。私はあっけにとられました。

一体何を言っているんだこいつはと。ちょっと意味がわからない。妻と話させてくれというと、彼は言いました。君の奥さん君と話したくないって言うんだよ。本当に意味がわかりませんでした。頭がこんがらがりました。何がどうなっているんだと。君の奥さんが帰りたくなるまでちゃんと面倒見ててあげるから、じゃあ、そういうことだから。そう言って電話は切れました。どれぐらい呆然としていたかわかりません。何分、何時間、全く何も考えられません。頭がずっと真っ白でした。妻が帰ってこない。話すこともできない。これは警察に相談しよう、そう思ったのはどれぐらい経ったあとだったのか。警察に相談すると、誘拐かもしれません、と意外と親身になってくれました。

相手方の住所がわからないので、まずそれを調べて、相手を刺激しないように、慎重にいきましょう、また連絡します。そう言われ、私は自宅に帰りました。もうできることがない、私はどうしたらいいんだ、そうして呆然とする日々が数日続き、警察から連絡が来ます。相手方の住所がわかりました。わかったのですが、それをあなたに伝えるわけにはいかない、まず我々が行って事情を聞いてくるから自宅で待機していてくださいと。私は行きたいと言ったのですが、お気持ちはわかりますが、とそこには断固とした拒絶がありました。

仕方なく自宅で待機していると、後日、警察からまた連絡がありました。そして言うのです。奥さんは無事です。誘拐でも何でもありません。自らの意思でその場所にいます。と。意味がわかりませんでした。何を言っているんだこの男は。とにかく妻と話をさせてください、無事なのであれば。と私が言うと、それはできません。個人情報ですので。と。私の妻だ。と私は思わず怒鳴りましたが、警察の方は至って冷静に、誘拐でもありませんし、夫婦間の事情であれば、我々はできることはありませんので、とこれ以上は何もする気はない、できない、といわんばかりの雰囲気を放っていました。

いよいよどうしたらいいのかわからなくなった私は、また呆然とした日々を過ごしていたと思います。何日経ったかもうわかりません。ある日、私に郵便物が届きました。離婚届でした。妻のサインはしてありました。見覚えのある筆跡でした。妻のものでした。他人の字ではありませんでした。もう私には何がどうなっているのかさっぱりわかりませんでした。しかし、理解しました。理解してしまいました。もう私は妻に会うことはできないのだと。もう彼女は私の妻ではなくなったのだと。